頬骨が高いとほうれい線が目立ちやすいってホント！？〜原因と改善方法3選〜

頬骨が高い女性

年齢とともに目立ちはじめるといわれるほうれい線。
エイジングサインのひとつであるほうれい線が、40代を越えるとくっきりと濃くなる傾向にありますが、実は10〜20代でもほうれい線に悩まれている方は多くいらっしゃいます。

若いうちからほうれい線が目立つ原因のひとつとしては生活習慣が挙げられますが、それとは別にもともとの骨格が影響を及ぼしているケースも存在します。

なかでも、頬骨が高いタイプの骨格はほうれい線が目立ちやすいとされていますが、実際のところはどうなのでしょうか？

当記事では頬骨の高さとほうれい線の関係性を解説し、ほうれい線を目立たなくするための方法をご紹介します。

頬骨が高いと頬に肉がつきやすく、ほうれい線が目立って見える

フェイスラインを気にする女性

高い頬骨に対して口元が引っ込んでいるタイプの場合、ほうれい線の周辺に重力がかかるため、頬の肉がほうれい線上に大き被さるような形になるため、ほうれい線が目立ちやすいとされています。では、「頬骨の高さを低くすればほうれい線が消えるのか？」というと、美容整形で骨を削らない限り、もともとの頬骨の高さを変えることは不可能です。

【解説】ほうれい線は子供でもできるってホント！？〜原因と解決策3選〜ほうれい線といえば、年齢とともに目立つエイジングサインとして知られていますが、実際のところは10〜20代でほうれい線が気になるという方も...

しかし諦める必要はありません。ほうれい線はマッサージや生活習慣の見直しによって薄くすることが出来るのです。

そもそも頬骨が出ている女性は、海外では美人と呼ばれる部類に入りますので、高い頬骨が絶対に悪いというわけではありません。

それでも頬骨の高さやほうれい線が気になる場合は、次の章で紹介する改善方法を実践し、理想の美顔を目指してみてください。

頬周りの筋肉を鍛えれば頬骨が高くてもほうれい線は目立ちにくくなる

OK（GOOD）イメージ

残念なことに頬骨の高さは、美容整形で骨を削らない限り変えることが出来ません。
しかし、アプローチの方法を変えれば頬骨やほうれい線を目立たなくすることは可能です。

頬骨が高く、ほうれい線上に頬の肉が垂れ下がることでほうれい線が目立っている場合は、頬周辺の表情筋を鍛えることで垂れ下がった皮下脂肪を引き締め、ほうれい線の印象を薄くすることが出来るのです。

表情筋を鍛える方法はパーツごとに異なりますが、まずは頬の周辺を重点的に鍛えることで、気になる頬骨の高さをカバーしつつほうれい線を薄くしましょう。

骨格に負けない！ほうれい線を改善する方法3選

ここからは自宅で簡単にできるほうれい線改善方法を3つご紹介します。

ほうれい線をもともとの骨格のせいにして諦めていた方でも、毎日セルフケアを継続すれば効果を得ることが出来るはず。
毎日の習慣として取り入れて、老け見えの原因となるほうれい線を消しましょう。

頬のたるみを解消！頬骨1分マッサージ

「頬骨1分マッサージ」は、女性の美を支えるメイクアップアーティストが提唱した頬のたるみ改善マッサージです。テレビ番組で紹介されたことから、ご存知の方も多いはず。

さっそくその実施方法を見てゆきましょう。

頬骨1分マッサージ2

ほうれい線の原因となるたるみを解消するためには、適度な力で頬骨を押すことが重要です。画像を参考に、まずは自身の頬骨の形を把握しましょう。

頬骨1分マッサージ3

頬骨の位置や形がわかったら、メイクブラシの柄など細長く先の丸まった棒を使い、ピンポイントで鎖骨をプッシュしてゆきます。押したときに少し痛みを感じる程度の力加減で、1分間かけて頬骨全体をほぐしてください。

頬骨マッサージを行うと、頬周辺の表情筋がほぐれてゆくので、ほうれい線の原因となるむくみを解消されます。むくみが消えればほうれい線が薄くなるだけでなく、フェイスラインがスッキリする小顔効果も期待することが出来ますよ。

頬骨の歪みを矯正する

頬骨周辺が歪んでいるとフェイスラインをイビツにするだけでなく、ほうれい線を目立たせてしまいます。頬骨の歪みは次の手順で矯正することが可能です。

【自分でできる！頬骨矯正のやり方】

人指指の腹を使って小鼻の横を圧迫したら、3回深呼吸を行ってください。
親指の腹を使い、外側に出っ張っている頬骨を内側に入れ込むイメージで圧力をかけたら、3回深呼吸をしてください。
手のひらを使い、頬骨を下側から上の方へと持ち上げたら、3回深呼吸をしてください。
手のひらで頬骨を横から圧迫し、左手を前方へ、右手を後方へとねじりながら3海深呼吸を行ってください。

頬のたるみにつながる頬杖や猫背を直す

頬杖をつく女性

普段から頬杖をつくクセがある場合、知らず知らずのうちにほうれい線を悪化させている傾向にあります。
例えば右手で頬杖をつく場合、右頬のあたりに強い力が加わっているためシワが寄りやすく、ほうれい線が濃くなるのです。

頭部の重みは体の1割ほどと言われてます。つまり体重が50kgであれば頭部の重さは5kg。それだけの圧力が片方の頬や骨に加わっているということです。

また立っているときの姿勢にも注意が必要になります。
猫背の状態が続くと肩甲骨周辺がこり固まり、体のめぐりやリンパが悪化するためほうれい線の原因となるむくみが顔に発生しやすくなるのです。

ちなみに表情筋は背中の筋肉が引っ張りあげているため、背筋の衰えは顔にたるみをもたらす原因にもなります。

姿勢を正す以外にも、「マウスピース」を使ったり、「ガムを噛むエクササイズ」など、歪みを改善する方法もおすすめです。