顔のくすみは実年齢よりも5〜10歳以上老けてみられるエイジングサインのひとつです。シワやシミがなくても顔色がくすんでいるだけで老けた印象に繋がりますし、コントロールカラーやファンデーションを使ってもいまいちキレイに仕上がりません。
顔のくすみ取を取る方法を知りたい方必見!当記事では年々濃くなる顔のくすみの原因をつきとめ、くすみを消すための対策やくすみ解消方法をご紹介します。
顔のくすみ取りに重要なのはスキンケア方法や生活習慣の見直し、そしてセルフケアの継続です。くすみのない肌になるためにはこの3本柱からアプローチしていきましょう!
顔のくすみの主な原因3つ
顔のくすみをなくすためにはまず顔をくすませている原因を解明する必要があります。顔のくすみ取りにはそれぞれの原因に合った対策を行いましょう。
1.顔の巡りが悪化したことによるくすみ
目元や口元がくすんでいたり、顔全体の色が手や足よりも暗い場合は、くすみ対策を行う必要があります。顔のくすみには様々な原因がありますが、多くの場合は顔の巡りが悪化していることでくすみが助長されています。
たとえばスマホやパソコンの長時間を使用していれば猫背気味になり、肩甲骨がコリ固まるため顔の巡りが悪化し、くすみが濃くなります。また日頃から表情筋を使わずに過ごしていると、表情筋がコリ固まって顔の巡りも滞ってしまい、顔色が悪くなるのです。
この場合、顔の巡りを改善するだけで肌のくすみを消すことが出来ます。
2.肌の乾燥によるくすみ
お肌の乾燥は顔全体のくすみを悪化させます。お肌が乾燥するとキメが乱れ、日光や照明の光を乱反射させやすくなり、お肌が暗くくすんで見えることがあるのです。
顔のなかでも特に目元や口元は皮脂が少ないパーツとして知られています。皮脂が少ないと水分が蒸発しやすく乾燥しやすいため、目元・口元は特にくすみが目立ってしまうのです。
毎日スキンケアを行っているという方でも、内容がお肌にあっていなければ乾燥は緩和されません。お肌のくすみを解消するためにはスキンケアを見直すことが必須条件となります。
3.脂質や糖質の過剰摂取によるくすみ
日々の食事で脂質を取りすぎると「カルボニル化」が起こって肌をくすませてしまいます。「カルボニル化」とは脂肪の分解物と体内のたんぱく質が結びついて肌をくすませる現象です。
また炭水化物や糖質を取りすぎると体内で「糖化」が起こり、顔のくすみを悪化させてしまいます。「糖化」とは食事で摂取した糖質が体内のたんぱく質と結びついて細胞を老化させる現象のことを指します。糖化はくすみや以外にも、シミ・シワの原因にもなります。
日頃からジャンクフードやコンビニメニュー、外食が多いという方は肌がくすんでいるかもしれません。
くすみ取りで美肌を取り戻す!顔のくすみを取る方法9選
ここからは顔全体のくすみを解消する方法を9つご紹介。くすみを消すためのセルフケアを毎日のルーティーンに取り入れ、スキンケア方法や生活習慣を見直すなど、出来る範囲でくすみケアをはじめましょう。
顔の巡りが原因のくすみを改善する方法
顔の巡りが悪化して顔全体の色をくすませている場合は、顔の巡りを滞らせる原因であるむくみを解消することが重要になります。
1.顔の巡りを改善する顔ヨガ
顔のむくみを解消して顔全体のくすみを取る方法のひとつとしては「顔ヨガ」がおすすめです。「顔ヨガ」を毎日継続して行えば、早い方で2週間程度で効果がわかるという即効性が魅力。レーザー治療などと異なり、副作用がないことも嬉しいポイントです。
「あっかんべー」のポーズは舌の筋肉を使って表情筋をを緊張させることで顔のめぐりを促進する顔ヨガです。顔がぽかぽかと顔が温まるため血色感が改善され、くすみを解消。また息を吐き出す動作で溜まったストレスを開放する効果もあります。
【顔のくすみ取り!「あっかんべー」のやり方】
- 正面を向き、目線を天井に向けます。顔は動かさないでください。
- 舌を下方に長く突き出し、息を大きく吐きましょう。
- 吐ききったら舌を戻し、鼻から息を吸います。これを3〜5回繰り返すとくすみ改善に効果的です。
2.顔全体のくすみを改善するマッサージ
スマホやパソコンの使いすぎ、また普段から猫背の方は肩甲骨の周辺が固まって全身のめぐりが悪化しているため、顔がくすんでいる傾向があります。顔のコリをほぐしてめぐりを改善し、くすみを取る方法としてはマッサージを行うこともおすすめです。
まず顔全体にマッサージクリームや乳液など、お肌の摩擦を防ぐものを塗っておきましょう。両手で拳を作ったら人差し指の第一関節を立ててかぎ型にし、鼻横から耳の前まで滑らせてください。
耳の前にはリンパが集中しているため、ここをほぐすと顔のめぐりが改善されます。
続いてアゴ下から耳の前に向かって指を滑らせます。最後にリンパの集まる耳の前をぐっと押すと、よりくすみケアに効果を発揮します。
続いて、額の中心から耳前にかけて指を滑らせましょう。額は顔のなかでもシワが発生しやすい箇所になるため、ここを重点的に流すとシワケアに繋がります。
一連の動作を1〜3回程度繰り返せば、顔のめぐりが改善されてくすみを飛ばすことができますよ。
3.半身浴を取り入れる
むくみを解消して顔のくすみを取る方法としては半身浴もおすすめです。半身浴を行う際は、入浴前にコップ1杯の水を飲み、あらかじめ汗をかきやすい状態にしておきましょう。
38〜40度のお湯を浴槽の半分くらいまで張ったら、20〜30分間かけて体を浸けるのが理想です。お湯の温度があまり熱すぎるとのぼせの原因となります。半身浴中に耳の裏や鎖骨の周辺を軽くマッサージすると、リンパが流れてむくみがケアされ、くすみの解消に繋がります。
アレンジ方法としてお湯に日本酒を混ぜてもOK。2合ほど入れれば発汗・美肌効果を得ることが出来ます。またクエン酸と重曹を入れて炭酸泉風呂にすれば発汗作用にくわえ、代謝アップにも繋がりますよ。
肌の乾燥が原因のくすみを改善する方法
肌トラブルの多くが乾燥によって引き起こされており、顔のくすみもまたしかり。くすみのない肌になるためには乾燥肌を改善する必要があります。ここからは乾燥による肌のくすみを取る方法をご紹介。
4.クレンジングや洗顔の方法を見直す
お肌の潤いをアップさせてくすみを飛ばすために必要なことはまず、クレンジングと洗顔方法の見直しが重要です。クレンジングオイルは肌にとって必要な皮脂まで取り除いてしまうため、クレンジングミルクやジェルへの変更がおすすめ。
クレンジングを行う際は指でこすらないこと。拭き取りタイプのクレンジングはお肌にとって刺激となりやすいためなるべくであれば使わないようにしましょう。
洗顔料は何より泡立てることが大切です。ケーキに使うホイップのように弾力ある泡を作り、手のひらに乗せたまま手の甲を天井へ向けても泡が落下しないくらいの吸い付き感を目指しましょう。そして顔を洗う際は手や指を肌に触れないように、泡で洗うことを意識するとお肌を摩擦から守りながら汚れを落とすことが出来ます。
5.保湿効果の高い基礎化粧品を使う
化粧水、乳液、クリーム、美容液などの基礎化粧品は保湿力重視のラインナップで揃えると肌のくすみケアに効果的です。きちんと保湿されたお肌はキメが整うため、日光や照明の光などをキレイに反射し、くすみのないツヤ肌を演出してくれます。
さらに、潤った肌は乾燥や紫外線などのダメージからも強くなるため、根本からくすみができにくい状態へ導いてくれるのです。保湿力で基礎化粧品を選ぶ際は、下記の表記があるアイテムがおすすめです。
【保湿効果が高い成分一覧】
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- セラミド
- フラーレン
- リピジュア
6.保湿・美白効果バツグン!ヨーグルトパックを取り入れる
保湿力の高い基礎化粧品を揃えてもまだ乾燥が気になる、またはよりお肌の潤い感をアップさせたいという方におすすめなのが女医実践のヨーグルトパックです。大さじ2杯のヨーグルトに大さじ1杯のはちみつを混ぜ、テクスチャーが緩ければ適宜小麦粉で硬さを調節して完成。
これを洗顔後の清潔な肌に塗って5〜10分放置すればOKです。ヨーグルトには乳酸(AHA)が含まれ、お肌を優しくピーリングします。さらにアミノ酸を多く含むホエーとの相乗効果でお肌に溜まった角質を取り除き、くすみやシワの原因となる酵素のひとつであるチロシナーゼの活性化を抑えます。
さらに、はちみつの力で保湿力を強化。くすみケアのために一年を通じておすすめなのがヨーグルトパックなのです。
脂質や糖質の過剰摂取が原因のくすみを改善する方法
ここからは食生活を見直して体の内側から肌のくすみをとる方法をご紹介します。
7.脂質を控える
脂質の多い食事を摂りすぎると体内で「カルボニル化」が起こり、お肌をくすませます。そのため普段からファーストフードやポテトチップスなどスナック類、ケーキなどを好んで食べる方は注意が必要です。
脂質の多い食材は牛バラ肉や牛サーロイン、牛テールや生クリーム、マーガリンやバター、クロワッサンやデニッシュパン、インスタントラーメン、フライドポテトなど、明らかに脂っこい食べ物になります。
肉を食べるときは牛より豚、豚より鶏。さらに赤身の部位を選ぶことが重要。ケーキやパン、インスタント食品を控えることでカルボニル化を防ぎ、くすみのない明るい素肌を目指しましょう。
8.糖質を控える
炭水化物や糖質の高い食事ばかりをとっていると体内で「糖化」が加速し、お肌をくすませてしまいます。糖質は白米や餅、パンや麺類などの主食のほか、じゃがいもやさつまいも、春雨などのイモ類、砂糖や蜂蜜、黒糖などの甘味料に含まれます。
また一見ヘルシーな野菜や果物でも物によっては高糖質なので注意が必要になります。かぼちゃやれんこん、いちごやみかん、ドライフルーツは糖質を多く含みます。
お肌のくすみをケアするためには糖質制限のメニューを意識することがおすすめ。糖質制限では1食あたりの糖質量を20~40g、間食の糖質量を10gに制限し、糖質量の合計が70~130g以内になるように調節します。そうすることで体内での糖化を防ぎ、くすみのない若見え美顔を手に入れることができるのです。
9.ビタミンやポリフェノールなどの抗酸化力が強い栄養をたくさんとる
紫外線ダメージやストレスなどによって体内に活性酸素が発生すると、お肌をくすませる原因となります。活性酸素を除去するためにはビタミンCを摂取することが重要です。ビタミンCはパイナップルやレモン、グレープフルーツなどの柑橘系に多く含まれます。
またポリフェノールも抗酸化作用を持ちます。なかでもチョコレートに含まれるカカオポリフェノールは高い抗酸化作用を持つため、間食におすすめ。くすみを除去するためには砂糖が含まれず、カカオ配合量が高いチョコレートを選択してください。
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